ロンドンでレミゼブルを鑑賞してきた
先週末ロンドンに行ってきました。
目的はずばりミュージカル鑑賞。年末日本に帰った時に観たレミゼラブルの映画があまりに感動的でぼろ泣きしてしまったので、これは舞台も観に行かなくては!と思い早速行動に移してみたわけです。
というわけで、朝一でEasyJetにてロンドンへ。余談ですが、ロッテからスキポールに移動するとき、たよりにしてたFyra(特急電車)が30分遅れていて、空港到着がGate Closureの10分前というアクシデントが発生してしまいました。やっぱりオランダの国鉄は信用出来ない…余裕持っていくか、車で行くかの方が絶対いいことを学びました。
ちなみにロンドンには友人が住んでいるので、宿を提供してもらうことが出来ました。現地に友人がいると旅行が楽ですね。とりあえずミュージカルは夜の部だったので、街中をぶらぶら散歩してきました。
まずこちらがウェストミンスター大聖堂。
土日基本的にずっと雨だったのですが、散歩してる間だけは青空がのぞくという奇跡が起きました。
そしてウェストミンスター寺院。
更に定番のビッグベン。
最後に国会議事堂です。
観ての通りランドマークをぷらっと回ってきた感じですね。特に中とかは見学してませんが、なんとなくロンドンの雰囲気を感じることができました。
一通り見終わった後は、オックスフォードサーカスやピカデリーサーカス近辺でウィンドーショッピングを楽しみながら時間つぶし。そういえば散歩中にオペラ座のやってるハーマジェスティーシアターも発見しました。オペラ座も観に行きたいんですよねー。
そうこうしてるうちに、ミュージカル会場の時間帯に。これがレミゼラブルのやってるクイーンズシアターです。
ここぞとばかりにアピールしてますが、観ての通り大規模なシアターというわけではありません。ハーマジェスティーシアターもそうですが、街の中に溶け込む形で劇場が散在してるのがとてもいい雰囲気でした。
実はレミゼラブルを観に行くに当たり1ヶ月前くらいからチェックしてたのですが、チケットを撮るのにすごく苦労しました。というのも、普通の予約サイトだと数ヶ月先まで全部満席になっていたのです。一番後ろの方の席はぽつぽつ空いてたのですが、いい席はみんな埋まっていたので、高いのを我慢してAlan1.netで購入しました。おかげでめっちゃいい席で観れましたが、なんか残念。やっぱり映画効果でイギリス人も観に行っているのでしょうか。
このクイーンズシアター、外観は何か派手に飾ってありますが、中は至って落ち着いた雰囲気。昔から脈々と伝統が流れているんだろうなーと思わされました。一等席の人用かもしれないですがバーもあって、開演前にお酒を飲んだりすることが出来ます。
そしてこれが劇場内部。
すぐ上に天井があって全部見えないですが、雰囲気で分かる通り本当に昔ながらって感じの装飾が施されています。劇場は非常にこじんまりしていて、役者さんを非常に近く感じられる距離。日本の劇団四季とかのシアターより更にアットホームな感じでしょうか。ちなみにクイーンズシアターのオープンは何と1907年。100年以上の歴史があるわけです。赴きある内装を楽しみながら、古い時代からロンドンの紳士淑女たちがこの劇場でミュージカルを楽しんでたんだなーと、なんか感慨に耽ってしまいました。
で、肝心の演劇ですが、予想に反せずものすごく良かったです。感無量。
もっとも、英語が全て聞き取れるわけでもなく歌詞の1つ1つの意味を拾いながら楽しむというようなことは出来ませんでした。映画で覚えたストーリーと照らし合わせながら、各演技を理解する感じ。場面自体も当たり前かもですが映画とほぼ同じなので、歌詞が分からなくても十分楽しむことが出来ました。
やっぱ何と言っても、舞台から伝わってくる迫力が段違い。もちろん映画の方が字幕もあって分かりやすいですし、ドラマチックさでいえばやはり映画の方が優れていることは否定出来ませんが、とにかく目の前にいる役者さんの声がダイレクトに体に響いてくる感じに何ともいえない衝撃を受けてしまいます。特に”Do you hear the people sing ?”のシーンはもう学生の集いが発する魂のこもった歌声がもう体を突き抜けるようで。「人間すごい!!」って思いました。生の迫力は本当に半端ないです。更に舞台の下からの生演奏も何とも言えず素敵でした。もちろん、"Finale"の場面も秀逸の一言。イギリス人にもたくさん涙をすすっている人がいて、閉幕後は当然のごとくスタンディングオベーションでした。
というわけで、大満足のミュージカルでした。本当に来て良かった。
(なんか感動を伝えきれていない気もしますが、、もっと表現力向上させたいものです。)
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1日目でこの旅の目的は果たしたのですが、2日目もロンドンに住む会社の後輩も交えながらランチを楽しみながらのんびり過ごしました。
後輩の紹介で"Toms"というデリカフェに行ったのですが、とてもオシャレかつ食べ物もおいしくて、ロンドンのイメージを覆されました。前に来た時はフィッシュアンドチップスがまずかった記憶しかないもので。。やっぱり探せば色々といい店あるんですね。
とりあえず内装は結構派手で、なんとなく原宿系。プラザとかに売ってそうないわゆる外国のお菓子もたくさんおいてありました。
入り口の天井はこんな感じ。
ちょっとぶれたけど、棚に色々なお菓子が並べてあります。
このお菓子はちょっとほしかったけど諦めました。。
ちなみにランチで注文したのはBeefの何とかってやつ。あんまり期待してなかったのですが、柔らかくておいしかったです。ソースとチーズとの相性も抜群で、野菜も食べられて良かったです。
このTomsはNotting Hillsにあるのですが、Notiing Hillsは雑貨屋さんがたくさん並んでいる通りとかもあって散歩していて楽しかったです。先に書いた通り前にロンドン来た時は食べ物はおいしくないは、天気も悪くて春なのに寒かったわで、あんまり良いイメージを持っていなかったのですが、今回の旅のおかげで大分ロンドンのイメージが向上しました。オランダと比べて大分都会なので、こういう街に住む機会があっても楽しそうだなーと思った次第です。
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というわけで、ロンドンの旅でした。
友達もいることですし、また近いうちにオペラ座を観に行こうかと思います。今から楽しみでございます。