佐原散策

去年のお話。

昨年のクリスマス〜大晦日にかけて日本へ帰っていました。本当はヨーロッパ近辺を回ろうかと思っていたのですが、いかんせん寒くて冬のヨーロッパはあまりやることがないことに気づいたため、どうせお金払うなら知ってる人に会ったり買い出しとかしたい、というわけで一時帰国を敢行したわけです。

日本には合計で10日間ほどいましたが、1日フリーな日もあり、空いた時間を利用して千葉は佐原に行ってきました。

佐原って実は友人から聞くまで知らなかったのですが、重要伝統的建造物群保存地区とやらに指定されているらしく、駅から少しあるけばそこには歴史的な街並が広がっていました。いかにも「和」という感じの建造物が並び立ち、とても風情がありました。

また、昭和的なレトロな看板もあちらこちらに見かけることが出来て、思わず写真を撮ってしまいました。こういうのおもしろいですね〜。色が剥げているのがまた趣があるというか。

もともと「日本の和の雰囲気を感じたい」というのが旅の目的でもあったので、そういう意味では佐原を選んだのは大成功でした。とにかく街並が歴史的な風情をもっていて、至る所に昔ながらのって感じのモノがおいてあります。そこだけ時間が止まってしまったといえば良いのでしょうか。心が洗われた気がします。

そんなこんなで数時間街中を散策して、あとは香取神宮まで小一時間かけて田舎道を徒歩で移動し、暗くなる頃に佐原を後にしました。

ヨーロッパ好きな私ですが、改めて帰ってみると日本も最高です。神社とか寺とか、田んぼとか昭和的な街並とか、そこにいるだけですごく落ち着きます。これからも日本に帰った時は、今まで行ってなかったところをしっかりと散策しようと思った次第なのでした。