ドイツでライン川下り　その４

ライン川下りを終え、コブレンツの街中をうろうろした後は、電車でケルンへと移動しました。

コブレンツからケルンまでは約１時間くらいだったでしょうか。ケルンには夕方頃に到着しました。ちょうどミュンスターに友人が住んでいて、はるばるケルンまで来て頂くことが出来たので、友人＋その彼氏さんという組み合わせで一緒に食事をとることが出来ました。名前は忘れたけど、ケルシュというケルンのご当地ビールを醸造してるお店で、自家製のケルシュを飲むことが出来ます。ケルシュは200mlの細いグラスにつがれて出てくるのですが、酒に弱い自分にとってはちょうど良いサイズで飲みやすいです。味は癖もなく、あっさりしてる感じですかね。料理の方は肉料理を頼みましたが、なんか塩っぱかった。とは言いつつも、前日の夜は１人飯だったので友人に晩ご飯をお付き合い頂きとても助かった次第です。やっぱりご飯は１人より何人かで集まって食べる方が楽しいですね。

遠くから来て頂いたということで、日も暮れないうちに解散することになりました。ちょうど西日がさしていた時間帯だったのですが、西日に映えるケルン大聖堂の綺麗なこと！思わず立ち止まって何枚か写真を撮ってしまいました。前々から気になっていた大聖堂ですが、初めて目の当たりにすると圧巻の一言です。しびれます。いざ目の前にすると、とにかく大きくて大きくて、装飾のディテールが美しくて美しくて、人々を惹き付けて止まないのが良く分かります。

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さて、市内のホテルで一泊して翌日の朝。

天候は生憎の雨。残念でしたが、そもそも休みの期間天気予報は雨だったので、最初の２日間晴れてくれただけでも良かったです、本当に。色々見て回ろうか悩みましたが、天候も芳しくなく自宅まで距離もあるので、最終日はケルン大聖堂だけ観て帰路につくことに決めました。

ということで、早速大聖堂へ。

天気悪くても綺麗なものは綺麗です。

いわゆるゴシック様式のこの大聖堂。中はたくさんの観光客でごった返していました。内部はそれなりに明るくて、天井の高い。月並みなコメントで恐縮ですが、大きな教会に来る度に、こんなに大きく装飾にも細部まで拘った建築物を作り上げてきた昔の人は本当すごいなーと感じます。ケルン大聖堂の概要についてはこちらをどうぞ。

まさに天を突くようにそびえ立つケルン大聖堂ですが、尖塔をのぼることが出来ます。エレベータじゃないです、階段です。階段の数は509段。こんな感じの螺旋階段をひらすら登ります。

このことを知らずにとりあえず上にいってみるかとふらっと入ってしまったのですが、いざ登り出してみると階段の多さにびっくり。運動不足の体に非常によーく堪えました。。パリのノートルダム大聖堂に登った時も疲れましたが、あそこは384段とかなのでそれより多いですからね。

少し休憩を挟みながら、何とか頂上に調達。正直、達成感より疲れの方が大きかった気がします。やっぱり日頃から体を動かさないといけませんね。。階段を上りきった先には展望台がありケルンの街並が見渡せますが、天気が良くなかったのが残念。景色よりむしろ大量の落書きが気になりました。一体何年分くらい書き貯められているのか、この書き込みはそのうち掃除されてしまうのか、しょうもない疑問でいっぱいでした。。

ちなみに尖塔を見上げてみるのもなかなか綺麗ですよ。

こんな感じで、大聖堂観光終了。

登るのも良い経験になりましたが、やはり外観が圧倒的に壮観な聖堂です。スケールやディテールの細かさを観て、何となくサグラダファミリアを連想してしまいました。ただ、やっぱり都市の中にこのような歴史的建造物があるというのは、何となく不思議な感じがしますね。単体で観るとすごく綺麗なのですが、街の雰囲気とはいまいちかみ合っていないような印象も受け、色んな意味で際立っています。とはいえ、とても素敵な聖堂でした。学生の頃教科書で観てからずっと来てみたかった場所なので、こうやって来て生で見学することが出来て良かった良かった。

こうしてケルン大聖堂を見終えた後は、少しだけ旧市街をぶらぶらし、昼ご飯を食べて帰路へとつきました。

昼に行ったところはPeters Brauhausという地球の歩き方にも載っているお店。ここもビールを自分でつくっているらしく、自家製のケルシュが頂けます。ライニッシャー•ザウアーブラーテンという肉料理を頂きましたが、これは昨日のよりも美味しかったです。