オランダとベルギー周遊の旅 その２

ザーンセスカンスとユトレヒトを訪れたその３日後、今度は１泊２日でベルギーの方に行ってきました。

（間の２日間は仕事をしていたのです。）

まず訪れたのはブリュッセル。ロッテルダムからは車で２時間弱といったところ。ベルギーの人はオランダ人より少々運転が荒く、アントワープ入った辺りからの分岐も多く運転がなかなか大変でしたが、何とか無事到着。

ブリュッセルと言えば、何と言ってもグランプラス。

（と思うのは自分だけでしょうか。）

何気にブリュッセルに来るのは２回目なのですが、美しい市庁舎や壮大な王の家に囲まれた広場は、本当に「世界で一番豪華な広場」という言葉がふさわしく感じます。かっこいい建物がたくさんありますが、自分は王の家が一番お気に入りです。

あと、ベルギーと言えばやっぱりワッフルですよね。一口にワッフルと言っても、ベルギーには２種類のワッフルがあります。日本でメジャーなのがリエージュワッフル。しっかりした歯ごたえの丸いワッフルです。で、もう１つの方がブリュッセルワッフルといいまして、形は長方形で、食感はさくっとして柔らかいです。

せっかくブリュッセルに来たので、喫茶でブリュッセルワッフルを注文。トッピングはバナナ。このさくっと感は日本ではあまり味わえないと思うので、ブリュッセルを訪れたなら１度トライする価値ありです。

あと、ブリュッセルで忘れてはいけないのは小便小僧です。世界三大がっかりスポットとはいえ、一応名物ですからね。いつもは何かしらコスチューム来てるはずなのですが、自分が訪れた時は裸の素の姿でした。

グランプラス周辺を一通り散策した後は、王宮周辺まで散歩。ちなみにこの日の気温も余裕で氷点下で、大分寒かったです。雪もまだまだ残っていて、ほんと冬のヨーロッパって感じ。寒かったけど、季節を感じられて逆に良かったかもしれません。

これが図書館近くの広場からの眺望。

そしてロワイヤル広場の聖ヤコブ教会。

これが王宮。

そしてその前に広がる公園。かなり冬っぽいです。

ちなみに、この辺りのエリアで一番良かったのが、何気に楽器博物館！世界の楽器が、かなり古いものまで展示してあるという音楽好きにはたまらない博物館です。しかも、建物自体もアールヌーボー様式で綺麗。

閉館まで１時間しかなく全部見ることが出来なかったのですが、とりあえず見たものは写真に残しました。個人的に感銘を受けたのがピアノで、綺麗な装飾が施されたピアノがたくさん並んでいました。

これは個人的にかっこいいなーと思った装飾。まぁ形自体は今のピアノに似ているのですが、こんな模様入ったのは今では手に入りませんよね、たぶん。

鍵盤が黒いピアノもあったり。

本みたいになってたり。

あと、絵画が描いてあるのもありました。これは個人的にちょっと感動した。

もともとそんな期待していなかったのですが、予想以上に色々置いてあっていい意味でびっくり。子ども達が学校の課題かなにかで来ていてちょっとだけバタバタしてましたが、それ以外は人も少なくじっくり見ることが出来ました。全部見れなかったので、機会があれば是非もう１度訪れてみたいものです。

さて、そうこうしていると日も暮れ始め、夜に。

晩ご飯の前にギャルリーサンテュペールでチョコレートのお買い物。ここはどうやらヨーロッパ最古のショッピングアーケードのようです。ファッション通りでブティックが多いですが、Neuhausを筆頭にチョコレート屋さんが多いのも特徴です。チョコ好きなので、見てるだけですごく幸せな気分になりました。そしてちゃっかり自分用のお土産も買って帰りましたとさ。

チョコを買った後は、Chez Leon（シェ•レオン）というレストランでムール貝を頂きました。このお店はムール貝が有名なようで、この前来た時も行ったのですが、前回美味しかった記憶があったので再度来訪。やはりさすがの安定感。バケツのムール貝も、グラタンのムール貝も大変おいしゅうございました。

こんな感じでブリュッセルはおしまい。運転はしにくいけど、ほんといい街です。またNeuhausでチョコ買いに来ようかなー。